そんなわけで、精力的に製作を始めたリュック・ベッソンについては、特に関心を持つこともなく、アクション映画といえば、アメリカか香港に限ると思っていた。そんなわけで、この映画もアマゾン・プライムで無料で見られるので、たまたま見たに過ぎないのだが、コリー・ユンの力も大きいのだろうが、ジャッキー・チェン的なアクションの精神がしっかりと継承されている。周囲にあるものをとりあえず小道具として使う、というのはアメリカの大味はアクションには見られないもので、アクションのたびに何らかの工夫が凝らされているのは感心した。特に油だらけのアクションから、しっかりした安定を得るくだりなどは秀逸で、ジェイソン・ステイサムと警部とのバディ感もアメリカにはないもので、楽しかった。
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