2015年11月11日水曜日

映画を見た回数とカカオ

北野武『その男、凶暴につき』(1989年)を見る。8度目か9度目だと思うのだが、はっきりしない。蓮実重彦がよく、もう200回以上は見た~、とか書いていたように思うが、修辞的な文なのか、実際に数えているのかよくわからない。自分のことに関しては、ジャッキー・チェンの初期の映画だとか『ターミネーター』とか、などは、テレビでごちゃごちゃと何回も見ているので、はっきりしない。どちらかといえば、見ていない映画の方がはっきりしていて、スタローンの『ロッキー』は一本も見ていない。ボクシングは好きな方なのに、そういえば『ランボー』も最新のやつは見たがそれ以前のものは見ていないので、スタローンを、別に嫌いではないので、無意識のうちに敬遠していたのかもしれない。自覚的に最も多く見た映画は、鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』、フリードキンの『エクソシスト』、ロメロの『ゾンビ』、ダリオ・アルジェント『サスペリア』がそれでも2,30回で、50回は超えないと思う。そういえば、山城新伍はジョン・フォードの『荒野の決闘』を毎日見ていたと言っていたと思うから、そう考えると、数十回など簡単なことだろう。

数年前に買ったカカオが出てきて、粋がってカカオだけで食べられるのじゃないかと思って買ったのだが、甘いココアかミルクでもあればともかく、さすがに食べて食べられないことはないがそれだけではおやつにもならず、放って置いたのが出てきたので、でてきたといっても冷蔵庫からで、そこにあることに久しぶりに気づいたに過ぎないのだが、安い板チョコを買ってきて、湯煎して7:3位に混ぜ合わせるとまあおいしいが、湯煎に使ったボウルは食器洗剤でもなかなか落ちず、さすがにチョコというのは油っこいもので、いかにもカロリーが高そうだ。

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