2015年11月10日火曜日

スパイク・リーと千原ジュニア

スパイク・リーの『インサイド・マン』(2006年)を見る。2度目。内容はまったく違うし、政治的主張もおそらく全然異なるのだろうが、スパイク・リーのスタイルはウディ・アレンを思い起こさせる。ほとんど、あるコミュニティから出ないの映画が多いことも共通しているし、これは私に限ってのことなのかもしれないが、どれもある程度は面白いのだが、興奮するようなできの映画はどちらの監督からも見ていない。この映画も、デンゼル・ワシントンの刑事と白昼から立てこもる銀行強盗との頭脳戦で、ついでにジョディ・フォスターまで出ているのだから、もうちょっとわくわくさせてくれてもよさそうなものだが、基本的に、これもアレンと同様、あまり活劇の人ではないのだな。

いかにもいかがわしい四、五人の者たちが、千原ジュニアをボーカルにして下北沢で、ジャズ・クラブをするのだと相談している夢を見る。抜けたいのだがなぜか言い出せない。せめて他にもボーカルを増やすことを提案するが、すぐに却下される。せめて昼間は喫茶店として開店しようというのだが、彼らはジュニアのボーカルだけで勝負するのだといって聞かない。

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