脚本:アダム・マーカス、デブラ・サリヴァン、クリステン・エルムズ
撮影:アナスタス・ミコス
音楽:ジョン・フリッゼル
出演:アレクサンドリア・ダダリオ
『悪魔のいけにえ』の正統なる続編とうたってあるだけあって、トビー・フーパー版で生き残った一人が警察に報告することからはじまる。ところが、警察よりも自警団の力の方が強くて、自重を促す警官を無視して、火を放ち、レザーフェイス一家のものを虐殺してしまう。
女性がひとり生き残り、屋敷を守っているが、死亡し、ある若い女が相続をすることになる。実はリンチ的な殺戮のなかで、子供のできない男が乳飲み子を奪い去っていたのだ。自分の生まれのことなどまったく知らないが、相続の知らせを受けた女は自分の彼氏と友達のカップルを連れて屋敷を訪れる。
だが、レザーフェイスは実はまだ生きていて、友人や彼氏が次々に殺されていく。ここの辺は特に工夫もないまま進むが、ひとひねりあるのは、レザーフェイス一家の一員であることを知った女性が、家族愛に目覚めたのか、レザーフェイス側に立って、いまでは主導者が町長になっているかつての自警団への復讐に手をかす展開になるところ。
『悪魔のいけにえ』関連では凡庸な映画。残酷描写の工夫がまったくないし、復讐心で動くレザーフェイスなど魅力がまったくない。
0 件のコメント:
コメントを投稿