公開時に見て、実に久しぶりに見直したので、おそらくは『スカーフェイス』などとごっちゃになってしまっているのか、マフィア対警察ものだと記憶していた。
あに図らんや、恐ろしく頭の冴えた強盗団(デ・ニーロやヴァル・キルマーなど)とロサンゼルス警察を指揮するアル・パチーノとの対決を描いたものだった。
記憶力が貧弱なのはありがたいもので、ほぼ三時間に及ぼうとする映画の中盤になっても、どんな展開になるのかまったく思い出せなかったので、初見のように楽しむことができた。
ところで、いつも重宝に使わせてもらっているので、文句をいう筋合いでもないが、データベースのallcinema日本版の解説ではこの映画が随分批判的に「解説」されている。
批判的なのは結構だし、すべての映画を一人が見ているとは考えられないから、おそらく数十人、数百人が関わっているのだろうが、せめて頭文字でも、数字でもなんでもいいから、どの映画について誰が書いているのかわかるようにしてもらいたい。
ほとんどの映画の「解説」は、あらすじを述べるようなものばかりなので、たまに批判的な「解説」に出くわすと、よほどつまらない映画なのかと思ってしまう。
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