古くは『刑事コロンボ』、いまでいうと『メンタリスト』が当てはまる。
バディ・ヴァン・ホーンの『ダーティ・ハリー5』(1988年)もそのなかに加えていいだろう。
1から5まで、シリーズものというと大作化していくのが多いのに、どれもみなこぢんまりした映画に収まっているのはさすがイーストウッド。
いま見ると、小ネタが多く詰まってもいる。
ホラー映画の監督を演じているのがリーアム・ニーソンだったり、TVキャスター役のパトリシア・クラークソンはソンドラ・ロックそっくりで、好みが一貫してるなあ、とか、女性の映画批評家が惨殺されるのは、イーストウッド映画に悪口ばかり描いていたポーリン・ケイルに当てつけたのだろうし、爆薬を仕掛けたリモコン・カートのカーチェイスの場面はいまだったらドローン相手ということになるのだろう。
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