2015年3月16日月曜日

日夏耿之介編輯『奢灞都』第1号の内容


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大正十四年二月発行。
1.矢野目源一「悪魔饗宴考」
悪魔の饗宴であるサバトの話。矢野目源一は艶笑話ばかりを集めた本を読んだことがあるが、悪魔学についても造詣があったようで。
2.マルセル・シュオブ「小児十字軍
3.龍膽寺旻「湯婆」
小説。湯婆は湯たんぽのこと。ちゃんと落ちのついたコントになっている。
4.堀河融「靄の濃い街」
小説。女との別れ。
5.L'abbe St.Adrian「忘却の伽藍
詩。
6.ダグラス・ハイド編「デアドラ姫膽」
燕石猷訳。小説。途中まで。
7.岩佐東一郎「夢を売る寺院」
小説。前編。
8.始皇帝Cacoethes Loquendi」
洋書紹介。
9.木本秀生「白夜狂想」
小説。ロシアを舞台にした恋の争い。
10.ホフマン「黄金宝壺」
石川道雄訳。冒頭部分のみ。
11.日夏耿之介「随筆緊箍咒(一)」
12.編輯後記。

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