大正十三年十二月発行。
日夏耿之介編輯と明記されるようになる。
1.堀口大学「旅の荷物」
短い詩6編。
一篇あげる。
待つ間逢ふ間待つ間の長さ逢ふ間の短かさ時のお腹は蛇腹です
詩2編。
3.L'abbe ST.Adrian「夜の版画」
同名の詩1編。
4.J・V・L・(最上淳之介)「青の憂愁」
同名の詩1編。
5.龍膽寺旻「Elixir Vitae」
同名の詩1編。
6.木本秀生「芸術的思弁」
前号の続き。
洋書の紹介。
8.石川道雄「ホフマン片影」
ホフマンについてのエッセイ。
9.OBTER DICTA
6人の執筆者によるコラム集。後の春山行夫を思わせるようなもの。
10.日夏耿之介「幼童必携瞳人閑語之序」
11.J.V.L.(最上淳之介)「Headin' South」
船上でのショートショート。
12.木本秀生「DREAME-ATER」
ショートショート3本。
13.城左門「異教の夜」
短編。死んだ女をめぐって。
14.正岡蓉「ある幻灯の一画面」
15.石川道雄「歳晩祭の夜」
16.編輯後記
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