2016年8月13日土曜日

蜀山人の辞世の歌

時鳥なきつる片身初松魚春と夏との入相の鐘

素敵。
辞世の歌でも抹香臭いものは趣味に合わない。
恋川春町の

味く食ひ暖かく着て何不足七十七南無阿弥陀仏

七十七は「ななそぢななつ」と読む。大往生の歌ですからご愛敬ではありますが、どちらにしても釈教の歌はあまり好きではない。

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