電気石板ノート
2016年8月13日土曜日
小西来山の句
小西来山は大阪の人で、前川由平の門人。享保元年に六十三歳で死んだ。
白魚やさながら動く水の色
バタイユが『宗教の理論』で動物性について論じた箇所を思い起こさせる。
別の版では下五が「水の魂」となっているらしい。
潁原退蔵は「その方が更に神秘的な感じが加はつて宜いと思ふ」と書いているが(『名句評釈』)断然反対。
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